【生徒さんの声ご紹介】モノローグ実践クラス第一回感想
こんにちは!
S&S声優コース担当スタッフの佐山です。
7月から、
モノローグ実践クラスがスタートしました!
モノローグが出来なければ会話劇は出来ないと言われるほど、
演じ方ひとつで役者の力量がわかると言っても過言ではないモノローグ。
声優志望さんの中でよく見るのは、
表現しようとすることに意識が行きすぎて、
台本読解が弱い…というか、
台本を読み込むということに
意識があまり向いていない方です。
そうすると、
ディレクターやレッスン講師が
「こう表現して」と言ったこと、
人に言われたことをそのままやればいい
と思ってしまう傾向にある。
役者の仕事は、
台本を理解し、役の役割を理解し、
その作品の中で生きること。
そのために、短い一人芝居の中でも
しっかり台本を読み込めるようになること、
その上でリアルに生きることを目的とし、
今回の単発クラスを開講しました。
初回を経て、
このクラスに参加されている方の
初回のレッスンを寄せて頂きましたので、
今回はそちらをいくつかご紹介します!
このクラスは9月に開講されるシーン実践クラスにも繋がっています。
モノローグ実践クラスは9月開講のシーン実践クラスの前段階となるクラスなので、
是非参考にされてみて下さい!
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モノローグ実践クラス第一回感想
●声優養成所在籍中/女性
台本を読み取るときの視点が自分では思いいたらないようなものだったり、自分ではここまで細かく読み取れないなと思ったので、早くこれを自力でできるようになりたいと思いました。芝居には一般常識が必要という話にも納得しました。まだまだ自分には足りないところが多いのだなと思えたので、一つずつでも改善していきたいです。
●声優事務所所属/女性
自分への課題がたくさんある中での参加でした。台本から的確に必要な情報を得る方法、立ち芝居の動き方、テンポ感など、知りたかったことが初回だけでも多くありました。繰り返し感じてアウトプットしないと自分の中に落とし込めないと思うのですが、脳が新しい情報を得て震えているような感覚があります。芝居の上手い下手というのは「感情」があるかどうかで決まるというような情報もありますが、その「感情(行動)」に至るまでの過程が非常に重いのですよね。その過程をしっかり考えられる役者でありたいと思います。また、普段は同じ事務所の声優や、声優志望の方のお芝居しか見ないので、他の方のお芝居もかなり新鮮な気持ちで観ることができました。次回に備えて、いただいた課題に取り組みます。
●声優養成所在籍中/男性
『設定とプロファイリングは違う』。台本の読解について前回のトライアルで開催された学んでいましたが、改めてその重要性に気づきました。自分で台本を読み解く時、自分が「こうなのかも」と考えたことは大抵台本には書かれていない。台本に書かれていなければ、それはただの妄想であり事実ではない。自分で勝手に妄想を広げて結果的に台本からかけ離れていってしまうことになる。「妄想の翼を広げて羽ばたいて行かないように」ただ事実のみを捉え、正しく台本を理解する。改めてその読み解く為の方法を今回学ばせていただきました。また、ついつい演者としての視点に立ってしまいがちな思考を、第三者の視点で見ることで「どうしたら見る人に楽しんでもらえるか」を考える機会となりました。セリフを覚えるトレーニングなども新鮮で、役に立つことばかりの時間でした。また次回もたくさんのことを学ぼうと思います。
●声優事務所所属/女性
台本を読んでいて分かっていたつもりでしたが、一緒に台本を読んでいくうちに、自分の台本の読みが甘いかを実感しました。「私もそう捉えてた!」と感じる箇所もありましたが、「そこまで考えてなかった」という部分もありました。実践してみて、覚えることに必死で、この作品は明るいのか?暗いのか?部分的に分かっていたつもりでも、台本全体として読み取れておらず、自分に足らない物が見えてきました。台詞を覚えることも大事ですが、丁寧に台本と向き合う事が最優先だな、と感じました。ありがとうございました。
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以上でした!
早速ですが、
第二回目のクラスも既に開催されました!
一回目での気付きや学びが大きく、
それらを消化した上で迎えた二回目は、
更に新たな視点を得ることができ、
台本への向き合い方や実践も、
更に深まったことで、
受講されている方の表情も変わりました。
残り二回、更なる役者としての進化が楽しみです!
それではまた、
次回の更新もお楽しみに!
S&S声優コース担当:佐山
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