年度末のメンタル。
こんにちは!
スタッフの佐山です♪
『年度末のメンタル』。
なぜこのような話をするかというと、
この時期は嬉しい報告も沢山届きますが、
一年間の中で一番メンタルが落ちている方も
いらっしゃるからです。
ここ3日間で、
4人くらい同じ内容のお話をしました。
(3日以上前にも数人同じ話をしました)
メンタルが落ちる理由は、
人それぞれです。
代表的な理由は、
オーディションに落ちたとか、
査定に落ちたとか、
多分皆さんも年度末といえば思い当たることでしょう。
それだけではありません。
日頃の悩み、
例えば演技や表現が思うようにできないとか、
自分は他の人と違うかもとか、
何かフィードバック頂く度に落ち込みがちとか、
年度末に差し掛かり、
そして新年度という新しいスタートを切る時期に、
それらの不安やモヤモヤした思いが増幅するのです。
「このままやっていていいのだろうか」と。
思い当たる方。
「自分のことが書かれているのでは」
と思ったかもしれませんが、
あなただけではありませんよ。
全く同様の思考に陥っている方が、
実はこの時期沢山いらっしゃるのです。
そして、行き着く場所はここです。
「どうせ私はダメなんだ」
「だから私はダメなんだ」
「どうせ私は選ばれない」
「きっとどこでもダメなんだ」
…などなど、
こんな思考に陥り、
最終的に、
「私は声優に向いていない」
…となってしまうわけですね。
こうなってしまったら、
「ダメなんてことないよ!」
「向いている向いてないじゃないじゃん!」
「きっと合う事務所があるよ!」
と、どんなに周りの方が言ってくれても、
ご自身の中には入って来ないでしょう。
なぜなら、
「どうせ自分はダメだ」
「きっと私は向いていない」
だけで頭の中は埋められているからです。
でも、ちょっと待ってください。
「どうせダメだ」
「向いていない」
ということを、
誰が言いましたか?
これは、
ほとんどご自身が自分の中で創り出したものです。
例え誰かに言われたとしても、
「ダメだ」「向いていない」
ということはただの考えであり、
事実ではありません。
事実は?
オーディションに落ちたことや、
レッスンで上手くできなかったこと、
上手く演じられないこと、
台本を理解できないこと、
その他にもあるかもしれませんが、
それだけが事実です。
頭の中で、
「ダメだ」とか
「向いていない」とか
思っていることは、
「思っていること」であって、
「事実」ではないのです。
実は、
「落ちた」
「上手くできない」
「理解できない」
という自分をわかってはいても、
本当には受け入れられていないということです。
だから残酷な理由をつけるのです。
「落ちたのは私がダメな人間だから」
「上手くできないのは私がダメな人間だから」
「理解できないのは私がダメな人間だから」
だから、
「落ちたのは仕方ない」
「上手くできないのは仕方ない」
「理解できないのは仕方ない」
「だって私はダメな人間なのだから」
これって、
落ちたことや
上手くできないことや
理解できないことへの
言い訳でしかなくて、
何の解決にもなっていません。
ただ「自分はダメな人間だ」という
負のスパイラルにハマっているだけで、
そこから何も動かないですし、
動こうとしていないだけなんです。
むしろ、
「落ちた」
「上手くできない」
「理解できない」
という事実だけを見て、
しっかり落ち込んで(←ここ重要)、
じゃあどう動くか、
できるようにするにはどうしたらいいか、
理解できるようにするにはどうしたらいいか、
考えて行動した方が、
時間を無駄にしませんし、
ずーんと落ち込みまくってる時間は少なくなります(^-^)
「落ち込んで何も手につかない」
と動かないでいるより、
できるようになるために
勉強をした方がよほど自分のためになりますよ!
メンタルについての考え方も見直すことができる講座もありますので、
是非チェックしてみてくださいね!
S&S声優コースとしての講座ではありませんが、
S&Sの代表による講座です(^-^)
▶︎Setsuko's Mindfulness Workshop
現在声優コースのレッスンに通われている方も、
多数受講されていますよ♪
というわけで、
自分のことを
「ダメ」とか「向いてない」
とか思うのはやめましょう(^▽^)!!
S&S声優コース担当
佐山直子
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