【コラム】“ディレクション”と“演技指導”。

こんにちは(^^)

S&S声優コーススタッフの佐山です。


シーズンごとに開催している、

ディレクターによる1dayワークショップ、

6月の開催が決まりましたね〜。

※詳しくはこちら!


今回の講師は、

S&S声優コースの

ディレクターズクラスの講師も務めてくださっている、

吹替えディレクターの尾崎順子氏


尾崎氏のフィードバックは

的確!わかりやすい!

声優として何をすればいいのか、

何を考えればいいのか、

何を見ればいいのか、

必要なことを細かく、わかりやすく

フィードバックいただけます。


ただし。

私がここで、

「フィードバック」

という言葉を使っていることがポイントです(-_-)


大抵の方が、

ディレクターにいただくフィードバックが

「ディレクション」と思っている方が多いようですが、

ワークショップでのご指導は、

「ディレクション」ではないことも

ざらにあります。


ディレクターに言われているから

「ディレクション」なんて思っていたら

大間違いですよ!


ディレクターは、

現場でディレクションをしています。

それがお仕事ですから。

でも、ワークショップの場合、

参加者の演技次第でディレクションまで行かないことも多々あるのです。

それは、プロの仕事になっていないから。

その場合、「演技指導」になります。

ディレクションは、「演出」です。

演技指導は、あくまで「演技指導」であり、

「演出」ではありません。


声優が読み込んできたものを演技で提示する。

声優が提示してくるものを、

ディレクターは楽しみにしている!


ディレクターは、

自分の中に演出プランがあるかもしれませんが、

声優が持ってきた演技によっては、

方向性を変えることだってあるのです。


「こういう演出考えてたけど、そっちもいいね!」

的な。


これがプロの力量が試されるというやつです。

台本が読み込めていなかったり、

「教えてもらいたい」

だとしたら何を教えていただくのか、

明確にしておくと良いと思います。


もちろん、演技指導が

悪いというわけではありません。

ディレクターだからこその視点での

演技指導というものもあります。

これも醍醐味です。


ご自身の経験によっては、

「演技指導を受けたい!」でもいいし、

「ディレクションを受けたい!」もいいし、

人それぞれかもしれません。


どちらにしても

対応できるか否か!

何を目的として、

ディレクターのワークショップに参加するのかを、

明確にして参加されると良いですね!


参加してみて、

結局自分が受けたのはどちらだったのか。


振り返ってみると、

次の目標ができるかもしれません。


ディレクターが講師をされているワークショップは、

S&Sのものでも、

S&S以外のものでも、

そのように念頭に入れておくと良いと思いますよ


良い「声優」と見られているのか。

良い「生徒」と見られているのか。


あなたなら今の段階で、

どちらを目指す?


是非6月のディレクターズワークショップもご活用ください♪


それでは今日はこの辺で。

次回の更新もお楽しみに!


(佐山)

S&S声優コース

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