【コラム】声優の本質にある“役者”の土台。
こんにちは。
S&S声優コースの佐山です(^-^)
少し前、Xで「役者と声優」論争が流れてきました。
最近は、自分が調べたワードをAIが察知しておすすめに出してくるので、
私のタイムラインも声優関連の投稿がいっぱいです。
その中に、
「声優は俳優というジャンルの中のひとつ」
という投稿があり、
私は「その通り!」と共感していました。
そして、夕方になるとこの話題がどんどん広がり、
賛否両論でタイムラインがにぎやかになっていたんです。
「声優は役者の一部」
「いや今の時代はそうじゃない」
「業界が声優と俳優を分けている」
と、さまざまな意見が飛び交う中で、
私がどの意見もそうだなぁと思いつつ、
改めて強く感じたのは、
“声優は役者であり、さらに技術職である”
ということでした。
💡マルチスキルより前に必要なもの
今の声優さんは歌やダンス、バラエティ、MC…と、
マルチに活躍する方が多いですよね。
でも、どれだけ多才でも、
演技ができなければ声優にはなれません。
どんなに歌が上手くても
どんなにトークが巧くても
どんなに人柄が良くても
結局のところ必要なのは、
・役者としての大前提(=演技力)
・声優としての技術
この2つです。
そして今は声優人口も多い時代。
だからこそ個性を磨くことは大事ですが、
芝居を置き去りにしては絶対にダメ。
どんなに特殊な声を持っていても、
根本的な“演技力”が育たなければ、
長く続けることはできません。
💡声優は“裏方”だからこそ要求される瞬発力
声優は、今でこそ表舞台にも立つようになりましたが、
もともとは“裏方”の仕事です。
だからこそ、現場では
台本の理解力・対応力・瞬発力
がシビアに求められます。
・初見で読み取れること
・指示に即対応できること
・「変えて」と言われたらすぐ変えられること
これは日常茶飯事。
本当に、本当に難しい職業なんです。
そして、
「生半可な努力では絶対になれない」
という事実からは逃げられません。
でも、正しい方向で努力できている人は、
その努力を「努力」と感じないくらい、
楽しんで続けているはずです。
💡今のあなたはどちらにいますか?
・がむしゃらに頑張っているけれど成果が出ない
・何から手をつければいいのかわからない
・自分の強みや弱みが見えていない
そんな人もいるかもしれません。
逆に、
・やるべきことが明確で
・地道な努力を積み重ね
・それを楽しめている
という人もいるでしょう。
どちらが良い悪いではありませんが、
自分の現状を正しく見ること
そして
フォーカスを絞った努力をすること
が、遠回りのようで一番の近道です。
💡最後に
「今のあなたに必要なレッスン」は、必ずあります
声優という仕事は難しく、奥が深く、そして本当にやりがいのある世界です。
もし今、
「自分はどこから伸ばせばいいんだろう?」
「自分の演技や読み方、これで合ってる?」
と感じているなら、
それは成長のタイミングが来ている証拠です。
あなたの課題に合った“必要な一歩”を、
いつでもサポートできる準備があります。
自分に必要なものを見つけ、
フォーカスを定めた努力に変えていきましょう(^-^)
それでは次回もお楽しみに!
(佐山)
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