オーディション対策とは！

こんにちは！

スタッフの佐山です。

先日の日曜日、

ディレクターズワークショップが開催されました！

今回オーディション対策ということで、

講師にお招きしたのは

荒木潤子氏！

様々なコンテンツの音声演出を手掛け、

キャスティングを多数行なっていらっしゃり、

声優の育成にも力を入れていらして、

荒木氏のもとで学び世に出て活躍されている声優さんも多数！

今回は、

オーディションで見られているのは

どういうところか、

という問いかけから始まり、

参加者の皆さんが発言した回答に対し、

一つ一つ掘り下げてお話くださいました。

例えば、

「一緒にやりたいと思えるか」

「コンテンツが売れるか」

など。

答えとしては、

「確かにその通り」

となるけれど、

ではその答えの一つ一つが、

「それってどういうことか」

ということを、

実はわかっていないことが多い。

「一緒にやりたい人ってどういう人？」

「どういう人だったらコンテンツが売れるの？」

ということがわからない限り、

対策のしようがないんです。

まずはその点を噛み砕いたお話をされ、

そして台詞の実演も含めて

どこで通用するか、

またどうしたら通用するか。

業界の現状、

実際のオーディション現場での現実、

オーディションに臨む際の意識など、

アドバイス…以上に、

ご指摘頂いたことが多分にありました。

ここでひとつ、例をご紹介。

“可愛くて明るい女の子”

が主役のオーディションがあったとします。

渡された台詞は主役の台詞だけ。

そうすると皆、

可愛くて明るい女の子を

演じようと頑張ると思いますが、

可愛くて明るい女の子が

得意でなかったりする場合もある。

また、

自分としては可愛くて明るい女の子が

得意の範疇だという方もいらっしゃると思いますが、

同じオーディションを受ける方々の中では

群を抜いて得意…とは言い切れない。

その場合は、

無理に可愛くて明るい女の子を演じなくても、

自分の強みであるキャラクターで

課題台詞を実演することで、

主役とは違っても

審査員の方々の印象に

残すことができるかもしれません。

島本須美さんも、

最初に受けた声優のオーディションでは

すぐ落ちたと仰っていました。

しかし、

落ちたオーディションの際の

島本さんの演技を覚えていた制作関係者が、

『ルパン三世〜カリオストロの城〜』

のオーディションを是非受けて欲しいと言われ、

そこで大抜擢だったというお話があります。

結論としては、

オーディションは

爪痕を残すことが大事！！

そして、

自分の強みで勝負するには、

自分自身、何が得意なのか、

何が強みなのかを知っていることが大事！

自分がやりたいキャラクターが、

自分が得意なキャラクターであるとは限りません。

だからこそ、

主観ではなく客観的な目線が必要なのです。

なぜなら、

「この人にはこれが合う」

を決めるのは、

実は自分ではなく審査する側だからです。

客観的な視点で

「このキャラクターは合っている」

という意見は大切ですし、

そういうキャラクターを多く持っている

ということが大切なんですね。

それには、

どれだけ自分を知っているかでしかない！！

自分のことは、

わかっているようで

実は全然わかっていない、

知らない人が多いのが現実です。

クリアしていない課題に取り組むことこそが、

オーディションに向けて

「対策を講じている」

ということです。

是非自分のことを知ることから始まり、

自分が勝負できるキャラクターを増やし、

オーディションに挑んでみてください。

オーディションに臨む際の、

「自信」が変わってくると思いますよ♪

そうそう！

自信がない様子やエネルギーが、

審査側にわかってしまったり

届いてしまっている場合、

オーディションに合格することは

9割ないとのことです！

…まぁそれはそうですよね。

段階を踏み、

ひとつずつでも勝負できるキャラクターを持つことで、

自信は徐々に積み重ねられていくことと思います！

取り組んだ分だけしか、

自信にはならないから。

というわけで、

先日のディレクターズワークショップの

一部レポートでした(^^)

ちなみにS&S声優コースの

島本須美クラスは、

まさにそういった力をつけていくレッスンなので、

勝負できるキャラクターを増やしたい！

という方は、

是非この4月から島本須美クラスを

受講してみてくださいね♪

▶︎島本須美クラスの詳細はこちら

S&S声優コース担当

佐山直子