【生徒さんの声ご紹介】2025年度のモノローグ特別クラス
2021年から続いてきた特別演技講座、モノローグクラス。
これまで1グループ最大16名で行なってきたモノローグクラスですが、
2025年開講中の第4期は、1グループにつき4〜6名定員として、
かなり少人数で1人に対する時間を増やし、
かなり集中的にレッスンを行なっています。
声優の養成所には、大抵舞台演技のレッスンがあると思いますが、
声優のベースとなるのは役者としての演技、そして台本分析力。
大切なのは、「声」以上に「演技」なのです。
1人の役者として一人前になってこそ、声優としての一歩を踏み出すことができます。
モノローグクラスでは演技力や台本分析力、表現力と共に、演技体力をつけるレッスンを行なっています。
現在開講中のレッスンを受けているメンバーに、
モノローグクラスでの毎回のレッスンの振り返りをしていただいていますので、
こちらをご紹介させていただきます!
✽+†+✽――✽+†+✽――✽+†+✽――✽+†+✽
<モノローグクラス第2回目感想>
Yさん(女性)
セリフがまだちゃんと体の中に入って無いな、と感じました。
(※モノローグクラスでは、A4用紙1枚半くらいの台詞を覚えて演じます)
練習段階で自分が言えていたのは、あくまでも私自身が私の言いやすいペースで言っていたからで、
それだと芝居ではなくて、ただ私が文章を声に出して読んでいるだけなのだと気づきました。
私は自分の頭の中で思考する癖があるので、
話が長くなってしまったり、
逸れてしまったりしてどんどん違う方向に行ってしまいがちで、
なのでまずは目の前の事に集中する。
自分の世界に入り込まない(自分にとって居心地の良い場所に逃げない)。
これらを今後の改善点とし、
頭で考える、のではなく体で感じられるよう努めたいと思います!
Mさん(女性)
ワークでは、台本分析の目の付け所が今まで良くなかったことがわかり、でもその中でも少しずつではありますが、どこに気をつけて見ればいいのかの基準が分かってきたように感じられました。
今まで自分でやってるつもりだった分析も、これは台本の中にないものでただの想像になってしまっているというところがかなり多いなと気づきました。
また、やはりどこかでレッスンだと思っていて考え方が甘いところがあり、それが下準備の足りなさや、セリフも入ったと思っていても身体までは落ちていないというところに出ているなと思いました。
ただ、身体でセリフを覚えるというのがまだ残っているというか、身についたと言えるかまでは分からないのですが、他のレッスンなどで演じるときより感覚を使えていたように思います。
前回やったことが今回に活かせた部分があったのは良かったです。
✽+†+✽――✽+†+✽――✽+†+✽――✽+†+✽
<モノローグクラス第3回感想>
Yさん(女性)
台詞だけでなく、動きをつけて取り組んだ時に、自分の体と台詞とがちぐはぐで、意味の無い動きや逆に緊張して体がカチカチに固まり動けなかったりと苦戦しました。
また自分は立てたい箇所を落とすことでしか表現できておらず(それが癖になっている)、それ以外の方法で表現する事も今後の課題であると感じました。
まだまだできていない事があるのですが、今回ご指導いただき、動きをつけることで余計な思考を手放す事ができ(私的に今回の大収穫はここです)、スムーズに台詞が出たり、動きそのものが自然なものになったりと、演じれば演じるほどその変化を実感する事ができました。
そして最後には「楽しい」と思っている自分がいました。
まずはやってみる、失敗しても改善すれば良い。
失敗は成功のもとだと言葉として知っていたそのことわざを、今日身をもって体感する事ができたように思います。
今回新たに見つける事ができた課題も含め、今後も楽しみながら、たくさん努力を積み重ねていきたいです。
Iさん(女性)
舞台上での動くことの大切さ、重心の置き方等、新たに学んだこともありましたが、自分が演じる上での癖や演じ方、それがどう見えてるか、そもそも勘違いしていたり分かってなかったことに気付けたことが、とても勉強になりました。
自分が中々俯瞰して台本を読めないので、ドラマチックに寄った解釈をしたり、まとめようとしがちですが、それがこんなに作品に対して余計な情報だと思いませんでした。
モノローグクラスを受講しようとしたきっかけは、分からないことが分からないまま、なんとなく演じることが多く、そこをいい加減脱却していきたかったからですが、台詞を覚えることやできないこと思い知らされるので、毎回、向き合うことが怖いという思いは正直ありましたが、今回のように変わっていけることを体感すると、挑戦や実践なしでは成長はないと実感しました。
✽+†+✽――✽+†+✽――✽+†+✽――✽+†+✽
モノローグクラスは、声優や声優を目指している人にはあまり馴染みのないワークショップかもしれません。しかしながら、「声優」という、役者の職業の一部であることを忘れがちになる、またはそれを理解していない人が多いこの声優志望者業界の中で、非常に核心に触れるワークショップだと思います。
これを受講されているメンバーの演技には、確かな変化を、レギュラークラスのレッスンの中で感じています。
本当に、本気で声優になりたい、そんな人にこそ、声優として、役者として本当に大切なことを理解し、そしてこのようなワークにご参加いただきたいですね!
並大抵の努力で気軽に参加できるものではないかもしれません。
しかしながら、そんな機会も喜んで受け入れ、努力を続けている人こそが活躍している世界だと思います。
ご興味持たれた方は、ぜひお問合せくださいね!
お問い合わせはLINEでも行なっています♪
(スタッフより)
0コメント