【コラム】年齢は関係ない。でも、条件は同じじゃない。

明けましておめでとうございます!

S&S声優コースの佐山直子です。


少し遅くなりましたが、

本年もどうぞよろしくお願いいたします!


年も明けまして、

オーディションに向けた準備が本格化する時期ですね!


事務所ごとの募集要項が出揃い始め、

「そろそろ本気で動こう」

と意識を切り替える人も多くなります。


S&Sでは、主催の合同オーディションだけでなく、

各事務所ごとのオーディションについても個別にサポートしています。

今回はこの時期だからこそ、

今の声優業界、とくに「年齢」について整理してお話したいと思います。


年齢制限の変化が示しているもの


声優志望と聞くと、若い世代を思い浮かべる方が多いかもしれません。

ただ、ここ数年で状況はかなり変わってきています。

・進学や就職を経てから、改めて声優を目指す人

・社会人経験を積んだあとに挑戦する人

・30代、40代からスタートする人

こうしたケースは、今では珍しいものではありません。


実際、多くの声優事務所で年齢制限が緩和、あるいは撤廃されています。


以前は年齢の上限が明確にあった事務所が、

今は「年齢不問」として募集している例も増えました。


これは単なる“間口拡大”ではなく、

養成所や事務所の仕組み自体が変化しているということでもあります。


年齢だけで可能性が決まる時代ではなくなってきている、

そう感じる場面は確実に増えています。


「養成所ビジネス」という言葉の裏側


一方で、

「それって結局、養成所ビジネスでは?」

という声があるのも事実です。


確かに、その側面は否定できません。

養成所は慈善事業ではなく、運営が成り立つ必要があります。


ただし、

教えたからといって全員が“売り物”になるわけではありません。

(あえて“売り物”という言葉を使います)


また、事務所に対する評価は、

オーディションや査定の結果によって大きく変わりがちです。

一部の声だけを切り取って判断するのは、あまりにも危険です。


年齢制限がなくなっても、求められる基準は同じではない


ここで勘違いしてほしくないのは、

年齢制限がなくなった=全員が同じ条件になった

というわけではない、という点です。


正直に言います。

若い人のほうが、可能性の幅が広い。

これは今も変わらない事実です。


年齢を重ねている場合、

それに見合ったスキルや完成度が求められます。


一方で、年齢を重ねているからこそ出せる強みも確実にあります。

・人生経験からくるリアルさ

・セリフににじむ説得力

・感情表現の深さ


実際、新人はギャラが抑えられるため、

30代・40代の役を無理に若い人に任せるより、

実年齢に近い人にお願いしたいという現場もあります。


もちろん、

若いのに幅広い年齢層を演じられる人は非常に重宝されます。


この時期に多い勘違いに注意


1〜3月は、

「年齢制限がないなら、チャンスは平等だ」

と考えて動き出す人が増える時期でもあります。


ですが、

だからといって、

どの年齢にも「平等なチャンス」がある、

という話ではありません。


この時期に必要なのは、

今の自分が“どこまで通用する状態なのか”を冷静に把握することです。


若い人は「最低限」で通ることがある。でも…


若い人の場合、

演技がまだ未完成でも、

「最低限、滑舌ができていれば」

という理由で次に進めるケースがあります。


しかし、年齢を重ねている場合、

「最低限」では足りません。


より多くのこと、

より高い完成度が求められます。


これは不利というより、

期待値が違うという話です。


30代・40代で、

未経験から養成所に入り、

デビューし、

外画・アニメ・ゲームなどで活躍している人を、

私は実際に見てきました。


その人たちに共通しているのは、

未経験でも“売り物になっている”という点です。


自分が何を提供できるのかを理解し、

現実的に努力し、感性を磨き、

「現場に立てる状態」を作っている。


「頑張っています」だけでは、

この時期のオーディションは通りません。


これは若い人にも共通します。


若さは確かに武器です。

ですが、それだけで評価され続ける世界ではありません。


声や見た目に意識を向ける前に、

お芝居にどれだけ真剣に向き合っているか


その姿勢は、

事務所の人には必ず伝わります。


滑舌が甘いと、

「本気で声優を目指しているのだろうか」

と判断されることもあります。


それと同じくらい、

・お芝居を理解しようとしていない

・台本を読み取ろうとしていない

こうした部分も、すぐに見抜かれます。

できないことと、

やろうとしていないことは、まったく別です。


1〜3月というこの時期に、

一度立ち止まって、

「声優とは、何をする仕事なのか」

そこから見直してみることは、

とても意味のある準備になります。


本格的なオーディション時期に向けて


これから春に向けて、

オーディションは本格化していきます。


S&Sでは、演技だけでなく、

・考え方

・メンタル

・自己PR

こうした部分も含めて、

オーディションに向けた総合的なサポートを行っています。


「今の自分に何が足りないのか知りたい」

「準備の方向性を整理したい」

そう感じた方は、

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地に足つけて、

オーディションに向けて頑張っていきましょう。


それでは次回の更新もお楽しみに!


(佐山)



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